The King's Museum

ソフトウェアエンジニアのブログ。

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を読んで

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を読みました。7月の読書。

Kindle のセールで安くなってて、おすすめのトップにでてきたので買ってみました。 地球を救う SF 小説です。 著者はアンディ・ウイアーは『火星の人』という SF 小説でとても有名みたい(映画化もしたとか)。

とても読みやすくて話の展開のテンポがいいのでがんがん読める。 上下巻に分かれているくらいなので薄い本ではないけど、あっというまに読み終わった。 ネタバレだけど、ハッピーエンドで終わるので読み終わったあとの爽快感もあってとてもよい。

去年、三体の一作目を読んだけど、それと比較すると重厚感はちょっと劣るかなという感じ。 深いところでの世界感みたいなの三体はとても感じられたなぁと改めて思った(三体の続編読んでない)。

読書好きなら小学校高学年くらいから読めそうで、夏休みの読書にちょうどいいんじゃないかな。 高校〜大学の初級物理くらいの知識があるとさらに面白いと思うけど、そういう細かい科学的記述は理解できなくてもストーリーは楽しめると思う。

唯一の欠点は主人公があまりに超人過ぎて現実感がちょっと薄すぎたかなw SF だから現実感求めてもしょうがないんだけどね。 さくっと読むのにおすすめです。

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